2023.06.30

砺波

令和5年度第1回研修会を開催しました

令和5年6月23日、南砺市地域包括ケアセンターにて第1回目の研修会を開催しました。

講師は富山県介護支援専門員協会副会長、南砺市地域包括支援センターセンター長補佐竹内嘉伸さんをお招きしました。「ケアマネジメント実践における記録の書き方」と題してご講義をいただきました。

講師:竹内嘉伸さん

どうして記録をするのか?質の高い記録とは何なのか?などの根本から、話をして頂きました。ケアマネジャーが行う評価に対しての、元となった客観的な事実なども記載することは重要と教えていただきました。

また、支援経過は利用者からの求めに応じて開示を前提にしており、適切な表現で略語や専門用語を多用し過ぎないことも重要とのことでした。

具体的な記録の方法として、SOAPの活用について話され、以下のように分類して記録を作成することで簡潔な記録を作ることができると話されました。

S(subjective:主観的情報)

O(objective:客観的情報)

A(assessment:評価)

P(plan:計画)

SOAPを用いることで、情報が整理されやすく見やすい記録を作ることができるとのことでしたので、活用していくのもよいかもしれません。

会場の様子

 

普段、記録に関しての研修は少ないので、参加者は真剣に耳を傾けておりました。
大変有意義な研修となりました。
講師の竹内嘉伸さん、貴重な講義をありがとうございました。

 

【ご報告】
令和5年度の砺波地区の会長の中田康則氏が66日に急逝されたことに伴いまして、会長代行として、となみ野はるかぜ「でまち」 居宅介護支援事業所の塚根博子氏が着任し、副会長代行としておやべケアプランセンターの吉田與博氏が着任することになりました。

年度中の役員の交代で大変申し訳ありませんが、今後ともお力添えを宜しくお願いします。