2023.09.05

高岡

令和5年度第1回高岡市介護支援事業者部会研修会を開催しました

令和5年8月2日(水)高岡市ふれあい福祉センターにて第1回高岡市介護支援事業者部会研修会を開催しました。

今回の研修会は、令和5年1月と3月に行った研修会で、抽出された地域課題をもとに  各グループで集約し、つなぎ先へのつなぎ方を検討し、高岡市の課題として市へ提言して いくことを目的として開催されました。

居宅介護支援事業者、看護・小規模多機能型居宅介護支援事業者の管理者・主任介護支援 専門員、地域包括支援センターの職員を対象に、当日は80名ほどの参加がありました。

まずは「生活支援コーディネーターの役割について」伏木・太田地域包括支援センター  堀田 規之氏よりご講義いただきました。

その後、グループワークを

「自立支援」 「尊厳保持・権利擁護」 「多職種連携」 「認知症支援」 「多問題・

生活困窮」 「ケアマネの課題」 の6つの分類に分かれて行いました。

内容は、

ワーク① 各グループ内で前回の研修会で抽出された地域課題を選択し、つなぎ先、
     つなぎ先における課題について考える。

ワーク② つなぎ先における課題の解決の手段や開発すべき社会資源について考える。                                                                  

                                                                                                                           です。

それぞれグループ内で出た意見を模造紙にまとめ、最後に全グループの発表がありました。

1月、3月に行われた研修会はオンライン開催でしたが、今回は待ちに待った集合研修! どのグループも、日々のケアマネジメント業務で感じている事を「地域課題」としてあげ、その課題を解決していくためには?現時点では何が問題?足りないものは何?そのためにはどうすればよい?等真剣に、ポジティブに、柔軟な発想で楽しく意見交換が行なわれていました。

参加者皆さんが考え抜いた地域課題、社会資源の開発がこれからの高岡市の高齢者福祉に 反映されていくとよいですね! 本当にお疲れさまでした。

居宅介護支援事業所の主任介護支援専門員は、地域課題の抽出や社会資源の開発について これまであまり取組む機会がなかった為、今回の研修(3回シリーズ)はとてもよい機会に  なったと思います。これを第1歩として今後も個別支援から見えてきた課題(地域づくりの種)を整理・分析し、地域の課題に仕立てあげ(提言を形にして)、適切なところにつなげる(ともに生きる気持ちも届ける)力を身につけていきたいですね!